古文

宇治拾遺物語「児のそら寝」現代語訳・解説 児はどうして笑われたの?

宇治拾遺物語「児のそら寝」について現代語訳・解説をしていきます。このお話はある宵、僧たちがぼたもちを作ろうと話しているのを聞いた児が、寝たふりをしてできあがりを待っていました。児はなぜ1回で返事をしなかったのか?児はなぜ僧たちに大笑いされたのか?児の寝たふりはバレていたのか?
漢文

「静夜思」現代語訳 対句や押韻をおさえ、作者の心情を理解しよう

静夜思/李白/李白の思い/漢詩のきまりと表現技法
古文

十訓抄「大江山の歌」現代語訳・解説|和歌は男女の恋心を読むだけのものじゃない

十訓抄より「大江山の歌」の現代語訳、解説をしていきます。このお話は和泉式部という歌人を母に持つ、小式部内侍が主人公です。そこに定頼中納言が声をかけます。冒頭部分が長く複雑ですが、理解していきましょう。和泉式部、保昌が妻にて丹後に下けるほどに、
漢文

借虎威(虎の威を借る)現代語訳 わかりやすく解説|狐と虎って何を例えたもの?

今回は戦国策より「借虎威(虎の威を借る)」について現代語訳と解説をしていきます。この話は王にある質問をされた宰相が、それに答えるために引用した文章です。虎・狐・百獣がそれぞれ何に例えられていて、どんな意図があったのでしょうか。
古文

更科日記「門出」現代語訳 オタク気質の作者がハマったものは?

今回は更級さらしな日記から「門出かどで」の現代語訳、解説をしていきます。作者の菅原孝標女は無類のオタク女子でした。本文で語られている熱い思いは何に向けられたものなのか、読み解いていきましょう。あづまぢの道の果てよりも、なほ奥おくつ方に生おひ出いでたる人、いかばかりかはあやしかりけむを、
漢文

「鼓腹撃壌」現代語訳 わかりやすく解説 簡単に話の流れをおさえよう

十八史略より「鼓腹撃壌」を取り上げて、現代語訳と解説をしていきます。「腹を鼓し壌を撃つ」と訓読しお腹を太鼓のようにポンポンと叩きながら、足で地面を打ちながら拍子をとるという様子を指します。帝堯陶唐氏は、伊祁姓なり。帝である堯陶唐氏は、伊祁という姓である。
古文

徒然草「九月二十日のころ」現代語訳 主語を補い場面を理解しよう

徒然草「九月二十日のころ」/九月二十日のころ、ある人に誘はれ~/読み仮名付き本文・品詞分解・語句の意味・現代語訳・解説/主語を補いながら内容を理解する
古文

枕草子「ありがたきもの」現代語訳 作者の本音とは?

今回は清少納言の枕草子の「ありがたきもの」の原文、現代語訳からその内容を解説していきます。「ありがたきもの」の意味についても注目して読みましょう。ありがたきもの、舅に褒めらるる婿。また、姑に思はるる嫁の君。滅多にないもの、舅に褒められる婿。また、姑に(かわいいと)思われる嫁。
漢文

「人之性悪(人の性は悪なり)」現代語訳・解説・ひらがなで読み方付 – 悪とはどういうことなのか?

今回は荀子の「人之性悪(人の性は悪なり)」について書き下し文・現代語訳からわかりやすく解説しています。人は生まれながらにして悪人?ここで言う「悪」とは?人の性は悪なり、其の善なる者は偽なり。人間の本性は悪であり、それが善であるものは作為である。今人の性は、生まれながらにして利を好む有り。今、人の本性は生まれつき利益を好む心がある。
古文

枕草子 「うつくしきもの」 現代語訳 内容がスッと理解できる

清少納言 枕草子 随筆 うつくしきもの 本文 読み方 ひらがな 現代語訳 語句の意味 わかりやすく解説 何も何も、小さきものは、みなうつくし うつくしきものは全部でいくつ